主な内容
壱 あなたがたは、本当に鍼灸師になりたいのですか? 弐 あいさつ 参 身なりも治療の一つ 四 掃除は鍼灸治療の原点だ 五 お花は生き物です 六 鍼灸師のお昼ごはん 七 メモを取るな 八 自分に限界をつくらない 九 互療 拾 鍼灸は雑学だ 拾壱 合掌は治療家としての基本の動作 拾弐 身体に効く音階 | 拾参 無音の空間に身をさらす 拾四 まさに即興治療の実践だ 拾五 歩くことは呼吸すること 拾六 治療は時間をかければいいというわけではない 拾七 他力本願にさせない 拾八 気配を感じる 拾九 開業は早ければ早いほどよい 弐拾 腰と鬱、夏の冷えに要注意 弐拾壱 即興治療 弐拾弐 はじめの一歩を忘れない 弐拾参 科学的根拠のないのが鍼灸施術 |
●第2 部 はり100本 臨床編
1 身体を整えるための基本治療 2 肩の疾患に対する治療 3 手・肘の疾患に対する治療 4 膝関節周辺の疾患に対する治療 5 足の疾患に対する治療 6 頭部・顔面部に対する治療 7 腰痛に対する治療 | 8 呼吸器系疾患に対する治療 9 妊婦さんに対する治療 10 不妊症に対する治療 11 傷跡・手術痕に対する治療 12 腎疾患と糖尿病に対する治療 13 かき鍼を用いた治療 14 がん・再生不良性貧血に対する治療 |
●第3 部 新・鍼を打つ人、打たれる人
山下洋輔×大友良英×竹村文近
加賀まりこ×竹村文近
商品説明
「はり100本」でおなじみの竹村文近氏が、鍼灸師向けに初の書き下ろし。第1部では本誌2013年1月号から2014年12月号まで連載したエッセイ「本当に学ぶと云う事」を加筆・修正して再録。著者が生徒に教えるなかで得られた気づきなどをもとに、患者を元気にする「鍼灸師の生き方」とは何かを追求する。
第2部では、臨床技術を紹介する。竹村氏の治療法の根本に位置づけられる「基本治療」と各疾患別に追加する施術を、豊富な写真・図版を用いて追試しやすいように詳しく解説する。
第3部では、著者の患者である各界の著名人が、患者視点から鍼灸治療に寄せる信頼、鍼灸師に求めるものについて語る。
ISBN:978-4-7529-1150-0
著者:竹村文近
仕様:A5判 244頁
発行年月:2016/6/17