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ニューロマスキュラー・セラピー   

ニューロマスキュラー・セラピー   
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商品コード : 3099-0

ニューロマスキュラー・セラピー   

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商品詳細

TravellとSimonsの研究を踏まえたトリガーポイントマッサージ書籍の決定版がついに登場!

ニューロマスキュラー・セラピーとは、神経学の論理に基づいて、トリガーポイントリリースと一緒に、軽擦法、揉捏法、フリクションなど様々なテクニックを用いて、身体の中枢神経系と筋骨格系の間に恒常的なバランスをもたらたす軟部組織のマニピュレーションである。第1部では、ニューロマスキュラー・セラピーの基礎について掘り下げてまとめおり、基礎となっている生理学の基本や診察、身体の構造などについて解説。第2部は身体の部位別に章が構成され、それぞれの筋肉に関して、起始部や停止部などの解剖学的情報、トリガーポイントや関連領域、永続要因、マッサージをする際の筋肉ごとの考慮事項を、カラーの解剖図やトリガーポイント図と使いながら説明している

ISBN:978-4-7529-3099-0
著者:Jocelyn Granger
監訳:大谷素明
仕様:B5判 354頁
発行年月:2012/07/30

主な内容

第1部 ニューロマスキュラー・セラピーの基礎
  第1章 ニューロマスキュラー・セラピーとは
  第2章 神経筋生理学
  第3章 患者の診察
  第4章 ニューロマスキュラー・セラピーの基本テクニックとボディメカニクス
第2部 身体の各筋肉とニューロマスキュラー・セラピーの手順
  第5章 頭部と頚部
  第6章 体幹上部
  第7章 腕、手首、手
  第8章 体幹下部と腹部
  第9章 殿部と大腿部
  第10章 膝窩部と下腿と足部
  第11章 トリガーポイントと関連領域ガイド

監訳者インタビュー


トリガーポイントマッサージの決定版ともいえる書籍『ニューロマスキュラー・セラピー -トリガーポイントリリースを主としたマッサージの実践-』がこの8月に発行されました。ニューロマスキュラーと言っても聞きなれない方も多いはずです。いったいどんなことを行うものなのか、監訳者である大谷素明先生(ホリスティックヘルス大谷治療室院長)に話をうかがいました。


――先生が監訳された『ニューロマスキュラー・セラピー』が書店に並んでしばらく経ちます。よく聞かれるのですが、トリガーポイントマッサージとニューロマスキュラー・セラピーは違うものなのですか。


 


大谷 ニューロマスキュラー・セラピーはもともとオステオパシーから来ている理論体系で、オステオパス(オステオパシーの治療者)が治療に用いていました。オステオパシーは様々な治療体系がありますが、神経や筋肉にアプローチするものが多いです。その中でもトリガーポイントに着目したものが、ニューロマスキュラー・セラピーと言えるでしょう。


しかしながら、マッサージといった手技というよりは、筋肉や神経の解剖学知識、生理学知識、トリガーポイントの概念、触診技術を含めた治療体系のことをニューロマスキュラー・セラピーと言っているようです。以前、私が渋谷で開業しているときに、イギリスのオステオパシーの学校を卒業したオランダ人のオステオパスが私の治療院に鍼の研修に通っている時期がありました。彼女はトリガーポイントを主とした筋肉へのアプローチ全般のことを「ニューロマスキュラー」と言っていました。


ですから、マッサージよりはもっと大きな概念と考えることができます。原著も「Neuromuscular Therapy Manual」となっています。


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――やっていることはマッサージと同じですか。



大谷 オステオパシーではマッサージという言葉が使われないということもあるでしょうが、最初からマッサージとしてしまいますと、動きが機械的になってくるというのもあります。マッサージに限らないことですが、講習などを受講される方は、理論的背景や身体の構造よりはどちらかというと、順番や手順を覚えようとしがちです。それはあまりよくありません。


身体の構造を理解して、触診により圧痛、硬結、トリガーポイントを探していくのが、ニューロマスキュラーなのです。触診の過程で深く指を入れたりすることが治療につながっていきます。


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――この本ではフィリクションなどいろいろなテクニックが紹介されていますね。


大谷 そこだけ見ると、マッサージのテクニックですし、治療そのものはマッサージと言っていいと思います。しかし、ピンサー圧迫などは触診しにくい部位を指でつまんでトリガーポイントを探すという意味で用いていますので、やはり触診が中心になっており、それが治療でもあるわけです。


――今またトリガーポイントが注目されているように思います。なぜ注目されているのでしょうか。書籍もいろいろ出ていますが、この本の最大の特徴はなんでしょうか。


大谷 なぜ今トリガーポイントかと言うと、トリガーポイントを理論的な背景にすえると、硬結と痛みの関係が非常にわかりやすくなるからです。


この本のいいところは、TravellとSimonsの「The Trigger Point Manual」のオリジナルのトリガーポイントの図が随所に載っている点です。トリガーポイントを載せている本はいろいろありますが、今、書店に並んでいる本の中では一番いい本だと思います。


また説明が筋肉ごとになっていて、どういう姿勢のとき、どの筋肉が短縮して、どの筋肉が伸張されているかが詳しく説明されていて、非常に臨床的です。たとえば膝の痛みを訴える患者さんが来院したときに、腰に出るトリガーポイントはだいたい決まっています。そのとき我々は関連痛を調べ、何か変わったことありますかと問診で対象となる筋肉を絞り込んでいきます。あるいは座っているときに後ろのポケットに財布が入っていたりすると痛みを生じますし、パソコンで入力作業をしていると、筋肉に硬結ができ、トリガーポイントが生じやすくなります。この本の中では、トリガーポイントを発生させる原因を「永続要因」と呼んでいますが、そういった臨床のヒントがたくさん出ているのがこの本の特徴でもあります。ですから、キネシオロジー的な観点から、姿勢や行動を把握して、問診するにはとても参考になると思います。


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――最後に読者の方にメッセージをお願いします。


大谷 トリガーポイントは知っているようで、実は知らない人が多いし、この業界では、「トリガーポイント=鍼治療」という固定観念も持たれている人もいます。ですが、実際は手で筋肉を触り、トリガーポイントを探すことから始めないといけません。その延長上でマッサージなどの治療が組み込まれているのです。手技が基本なのです。ですので、この本にはトリガーポイントを触るときのいろいろな触り方が書いてあります。フリクションをやったり、ピンサー圧迫をやったり様々な手技が紹介されています。


同じ系統の書籍に『クリニカルマッサージ』(医道の日本社)がありますが、『クリニカルマッサージ』はどちらかというと、筋肉を理解して、触診に重きを置いています。その過程でマッサージを学べます。そこからさらに踏み込んで、トリガーポイントに焦点を当て、臨床的にしたものが、今回の『ニューロマスキュラー・セラピー』です。『クリニカルマッサージ』と同じように起始・停止・作用も記載されており、筋肉も学べます。


大事なのは臨床では、理解することです。手順を覚えることではありません。そういう意味では、この本はオステオパシーの入門書にもなっており、キネシオロジーもわかり、鍼灸師、マッサージ師に限らず、身体を勉強する人であれば、すべての人にとって“使える”書籍になっていると思います。

ページサンプル

ニューロマスキュラーセラピー



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