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ダイナミックロト・セラピー 動的鍼灸の理論と実践

ダイナミックロト・セラピー 動的鍼灸の理論と実践
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商品コード : 1137-1

ダイナミックロト・セラピー 動的鍼灸の理論と実践

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商品詳細

ダイナミックロト・セラピーとは、回旋に関わる浅筋膜の走行理論をベースに、すべての障害を回旋運動連鎖障害としてとらえ、それをPRONO(内旋)系障害と、SUPINO(外旋)系障害に分類し、そのタイプごとに、手足の要穴を使って鍼灸治療を施す新しい治療概念である。その大きな特徴は、簡素な診断法と少数穴治療にあり、整形外科的疾患はもとより内科疾患などにも応用でき、誰でも簡単に同じ治療結果をもたらすことができる治療法となっている。

ISBN:978-4-7529-1137-1
著者:溝口哲哉(ダイナミックロト・セラピー研究会代表)
仕様:B5判 127頁
発行年月:2013/07/15

主な内容

第一章 動的鍼灸治療への脱皮
第二章 回旋運動とその意味
第三章 回旋障害とアライメント
第四章 運動連鎖と回旋運動の関係
第五章 ダイナミックロト・セラピーとダイナミックロト・鍼灸
第六章 ダイナミックロト・鍼灸の実践
・取穴の法則
・治療手順と取穴
・症例報告
付録:ダイナミックロト・エクササイズの考え方と実践

著者インタビュー

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回旋系の動きによりツボが決まる、全く新しい治療概念である『ダイナミックロト・セラピー 動的鍼灸の理論と実践』が近日刊行となります。著者の溝口哲哉氏は2011年に旧ダイナミック鍼灸研究会(現在:ダイナミックロト・セラピー研究会)を立ち上げ、身体の動きと浅筋膜の走行理論を研究し、今回の治療法をまとめ上げました。溝口氏にダイナミックロト・セラピーの理論や本書の特徴などについておうかがいしました。




――先生が本書を作成しようと思ったきっかけを教えてください。


溝口 既存の鍼灸治療にはない、動作学をもとにした鍼灸理論を本に著したかったからです。本来、鍼灸治療と動きは、無縁であると思われがちでしたが、実はあらゆる異常は姿勢や動作に現れてきますし、それを鍼灸で操作することで運動器疾患のみならず他愁訴に対応できるものです。その理論を多くの人に知っていただきたくて本書を執筆しました。

私はこれを「動的鍼灸臨床」と呼んでいます。本書では、アライメント診察の重要性や回旋障害が生じる理由などから、ダイナミックロト・セラピーの理論や動的鍼灸臨床の実践までを詳しく解説しています。

人間は同じ動作の繰り返しによる生活習慣やスポーツ動作が原因となって出現する場合などもありますが、体のどこかに過度に緊張が強い箇所が存在し、その部位が緊張により短縮して下制すると、対側はバランスを取るためにそれに反して伸張し挙上させるという具合に一定の法則のもとに姿勢が崩れていきます。回旋の理論がわかると、治療にも大いに役立つと思います。


――その回旋の理論を応用したものが、ダイナミックロト・セラピーということですね。


溝口 姿勢不良からたどり、全身の回旋運動連鎖障害を診て、それを2種類(外旋系と内旋系)の回旋障害タイプに分けて診断します。私たちは外旋系をSUPINO、内旋系をPRONOと呼んでいて、それぞれに理想的なポジションがいくつかあります。患者にはその姿勢に近い形を取ってもらい、動きの判定をしていくような診断法(ダイナミックロト・テスト)も用意されているのです。

そして診断されると、システマティックに回旋に関与する筋膜上の治療穴を自動的に導き出せます。これは画期的な治療法だと思っています。本治法としての位置づけで、誰にでもできる再現性のある科学的な治療法です。



ダイナミック・ロトセラピーの理論について解説する著者の溝口哲哉氏(左)


――鍼灸治療の際のポイントを教えてください。



溝口回旋障害の診断に合わせて 治療肢位を変えながら治療していきます。回旋障害を正しく診断できれば治療自体は職人的な技術は必要ありません。ただし、診断によって運用する筋膜の上行性連鎖、下行性連鎖の法則があるので、それに従って方向性を合わせ、回旋方向に刺鍼するのが特徴といえます。一見すると従来の経絡上の経穴を使うようですが、経絡の迎髄とは異なり、あくまで浅筋膜への刺激ポイントとしてツボを運用しているので、必ずらせん方向に浅く刺鍼していきます。

ダイナミックロト・セラピーにおける治療法としては、四肢の動きと頚部の動きを加えた5つの動き(五動)を古典鍼灸の五行説に照らし合わせた治療もありますが、本書では入門編ということで、シンプルなところだけを紹介しています。使用する経穴や症例はピックアップして載せています。整形外科的な疾患だけでなく、内科的な疾患にも効果が期待されると考えていますので、ぜひ追試してほしいですね。


――読者の方にメッセージをお願いします。


溝口 従来の静的な鍼灸臨床にはなかった、動きを診る、キネシオロジーに基づいた新たな動的鍼灸臨床を本書でぜひ実感していただければと思います。また定期的にセミナー等も行っていますので、一緒に発展させていきませんか?

本来の鍼灸の長所である全身を診ることの面白さを、科学的に追及していくことこそ、本理論の目指すところです。読者の方々のご意見などもお待ちしています。



溝口哲哉
1960年、東京都生まれ。
1983年、玉川大学外国語学科フランス語専攻卒業。
1987年、日本鍼灸理療専門学校花田学園本科卒業。
1988年、山梨県にて溝口はり温灸院開院。社団法人山梨県鍼灸師会理事、日本鍼灸理療専門学校アスレティックトレーナー専攻科講師などを歴任。
2011年、旧ダイナミック鍼灸研究会(現在:ダイナミックロト・セラピー研究会)を立ち上げ、代表に就任。

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