目次
第1章 指圧療法の立場 1. 指圧療法のなりたち 指圧の名称 治療効果の差異 種々の治療法 2. 東西医学の比較 東洋医学の特徴 直線と円環 民間療法 自然治癒力 病気の本質 3. 東洋の養生法 神仙術 精神療法 人間関係 医療の目標 4. 予防医学 病気と症状 指圧の役割 第2章 指圧療法の理論 1. 指圧法の定義 医療としての指圧 指圧の診断法 2. 切診の手引き 手当と切診 指圧と経絡 腹証 背候診 3. 経絡虚実の意義 十二経絡 虚実補瀉 経絡診断 経絡虚実の意義 第3章 指圧療法の基本 1. 圧法と補瀉 手掌圧 指頭圧 圧法の三原則 両手操法 2. 運動法 運動の三原則 3. 全身指圧の順序 漢方四診 坐位 横臥位 伏臥位 仰臥位 第4章 実際の治療法 1. 応急速効の指圧 医療の資格 応急処置の指圧 発熱の場合 〔熱下げ〕 |
鎮痛法の指圧 〔頭痛〕〔胸痛〕〔腹痛〕〔関節痛〕〔悪心・めまい・胸苦しいとき〕〔応急手当〕 2. 指先を使わぬ指圧 手根圧の要領 手拳の使い方 肘の使い方 膝の使い方 足で踏む 運動整体法 3. 瀉法の全身指圧 坐位の瀉法 横臥の瀉法 伏臥位の瀉法 仰臥位の場合 第5章 症状による治療法 1. 治療の反応 2. 運動器の病気 3. 消化器の病気 4. 循環器の病気 5. 呼吸器の病気 6. 神経系の病気 7. 代謝・内分泌の病気 8. 泌尿・生殖器の病気 9. 皮膚・感覚器の病気 10. 婦人科の病気 第6章 困った病気の指圧 1. ひとりの時の指圧 自分ひとりで 白隠のひとり按摩 自己指圧の要領 坐った姿勢で 寝ながら指圧 2. 「病気ではない病気」の指圧 病気でない病気 運動器の悩み "坐位"肩関節前方脱臼矯正 仰臥位 消化器の悩み 循環器の悩み 呼吸器の悩み 神経系の悩み 皮膚の悩み 育児の悩み 3. 手術をすすめられたとき 外科手術の発達 運動器の手術 消化器の手術 循環器の手術 呼吸器の手術 その他の手術 4. 病名がつかないとき 病名診断 病名の不明のとき 東洋医学の診断 |
商品説明
「医道の日本社クラシックスシリーズ」第1弾医療の中核にあって人間治療を回復するに不可欠な手技―。指圧についてそう語る増永静人は、「経絡指圧」を創始して、国内のみならず“Zen Shiatsu”として欧米でもその治療法を広めた。本書では、340枚の写真と図を用いて、指圧の基本から応用までを解説。微細な手技の刻々に変化する形をよくとらえたロングセラーの新装版。
ISBN:978-4-7529-6029-4
著者:増永静人
仕様:A5判/344頁
発行年月:2019/1