目次
医者いらずの病気
中国のはだしの医者
どこの国も医療の不備に悩む
時と所の使いようで生きる
家庭療法の価値を再認識
2 平田内蔵吉の人生≪人々のための治療とは何か≫
五〇年前のブームの家庭療法
医者にならなかった医学生
家庭療法の普及につくす
戦雲ただよう世の流れ
3 熱鍼療法の着想≪内臓体制反射理論と鍼灸の経絡≫
病気を治すのは自然治癒力
独創の根拠にある科学理論
(1)治療の根本原理
(2)自然と人間との中心
(3)疾病と皮膚
肺、心臓の病気に対する刺激部位
胃病に対する刺激部位
肝臓、胆のうの病いの場合の刺激部位
子宮、膀胱、直腸の病いの場合の刺激部位
耳鼻、咽喉、眼、歯、舌の病いの場合の刺激部位
身体にある形のない線の謎解き
4 平田氏十二反応帯≪誰もいわなかった相関≫
身体を取りまく帯の不思議
知覚過敏線と知覚過敏帯
1…手の第一屈線(血液新陳代謝の反応線)
2…手の第一伸線(内臓挙上作用の反応線)
3…足の第一伸線(内臓拡張作用の反応線)
4…足の第一屈線(栄養関係、内分泌作用の反応線)
5…手の第二屈線(血液循環作用の反応線)
6…手の第二伸線(内臓の脊柱への牽引作用の反応線)
7…足の第二伸線(内臓収縮作用の反応線)
8…足の第二屈線(生殖関係の内分泌作用の反応線)
9…手の第三屈線(血液新陳代謝作用と血液循環作用の調節反応線)
10…手の第三伸線(内臓の挙上と牽引両作用の調節反応線)
11…足の第三伸線(内臓の拡張と収縮作用の調節反応線)
12…足の第三屈線(生殖と栄養に関する内分泌作用の調節反応線)
十二の知覚過敏帯とは
なぜ、頭、頚、顔、手、足まで十二の部位に分かれるのか?
5 熱鍼療法の実際≪線と帯の反応で診断と治療ができる≫
診断も治療も反応の場所でわかる
平田氏帯とツボとの関係の例
熱鍼器具の扱い方
熱鍼の当て方、動かし方
適当な刺激量と調節のしかた
6 平田式の病名別治療部位≪ふだんの予防的治療が最も効果的≫
疲労/不眠症/便秘症/下痢症/冷え性/むくみ(浮腫)/寝汗をかく/やせたい人のための刺激法/頭痛/低血圧症/更年期障害/坐骨神経痛/腰痛/筋肉リウマチ/慢性関節リウマチ/骨軟化症/気管支炎/肝硬変/胆石症/腎臓炎/貧血/糖尿病/痛風/日射病/熱射病/自家中毒/脚気/麻痺/痙攣/三叉神経麻痺、三叉神経痛/顔面神経麻痺/顔面神経痙攣/舌痛/後頭神経痛/橈骨神経麻痺/尺骨神経麻痺/正中神経麻痺/肋間神経痛/気管支喘息/咳嗽/心臓神経症/心悸亢進/動脈硬化症/食道炎/食道潰瘍/食道狭窄/急性胃炎/中毒性胃炎/慢性胃炎/胃拡張/胃アトニー/胃下垂/胃神経症/胃潰瘍/食欲欠乏症/急性腸炎/慢性腸炎/十二指腸潰瘍/盲腸炎/虫垂炎/痔核/肛門の裂創および糜爛/乳房痛/横隔膜痙攣(しゃっくり)/腓腹筋痙攣(こむらがえり)/脳震盪/脳充血/卒中様発作/脳溢血/脳栓塞および脳血栓/脳軟化症/神経衰弱/陰萎/遺精/ヒステリー/てんかん/夜間遺尿症(ねしょうべん)/パセドウ氏病/ニコチン中毒/アルコール中毒/躁状態/鬱状態/躁うつ病/流行性感冒/口内炎/鼻カタル/扁桃腺肥大/骨折/関節捻挫/膝関節炎/月経困難症/月経過多/多汗症/わきが/難聴/耳鳴り/メニエル氏症候群/不妊症/慢性鼻炎/アンギーナ/口臭症/喉頭炎
7 スキンシップ診断法≪病気はヒフで早期発見≫
早期発見して早期治療
呼吸はどうですか?
脈はどうですか?
熱はどうですか?
皮膚はいきいきしていますか?
病気は皮膚にあらわれる
皮膚の色が変わる
皮膚の硬結・圧痛・感覚異常
身体の前面の圧痛点
身体の背面の圧痛点
商品説明
平田式十二反応帯の提唱で知られる平田内蔵吉氏。その平田氏が考案した、線と帯の反応で治療ができる平田式十二反応帯熱鍼療法の実際を、間中喜雄氏がわかりやすく解説。「疲れをとる」「むくみ」「下痢」「便秘症」「片頭痛」などの症状に対する治療と健康法がまとめられている。著者:間中喜雄
仕様:B6四六判ソフトカバー 210頁
発行年月:2012/10/25
【復刻版書籍につきまして】
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